お洒落と身だしなみ
おはようございます。
台風が過ぎ去り、一気に秋へ突入といった気候ですね。
急な気温の変化に体調を崩されていませんか?
今朝のひんやりとした気持ち良い空気を吸いながら駅までの道を歩いていると、駅前にて制服姿の女子高生が、ぷかぷかとタバコをくゆらしながらお友達とお話していました。。。。
あまり人のことをどうこう言うのは嫌なのですが、朝から見たくない光景だなと思ってしまいました
少し複雑な気持ちのまま改札を抜け、どうして私は不快な気持ちになってしまったのかな?と考えていました。
そこで、思い出したことがあります。
昔、接遇研修を受けた際に、ANAの元客室乗務員であった講師の方がおっしゃられたことが、とても印象的でそれ以降ずっと心に残っている言葉があります。
それは、身だしなみとお洒落についてのお話でした。
身だしなみとお洒落、何のためにするのか?というお話です。
その答えが非常に納得だったのです。
お洒落は自分のためにするもの。
身だしなみはあなたの周りの人のためにするもの。
だからお洒落と身だしなみは違います。
あなたが、今すべきなのはお洒落か、身だしなみか?
これをきちんと自分で判断することが大切。
どうですか?
おぉー、なるほど!でしょう?
みなさん、無意識のうちにされていることだとは思うのですが、言葉にするとこうなります。
身だしなみという概念は日本人らしいとてもすばらしい考え方だなと思います。
外見で人を判断するのは、決して良くないことではあります。
けれど、一方ではこいった考え方もあるのです。
お洒落をすることが、身だしなみである職種を除くと、公的な場で求められるのは身だしなみです。
私が今朝見た女子高生に・・・と感じていたのは制服を着ている、いわば公的な部分に過剰な私的さが含まれていたからでしょう。
公的な場に立つということは、ある意味自分以外の人を背負って立つということでもあります。
自分さえ良けれ的な発想でいるわけにはいかないはずなのです。
今、自分がするべき(求められている)ことは、・・・。
自分だけで決められない何かに迷った時。
この考え方は、行動を決定するヒントになる場合もありますね。
いよいよ、秋本番。
お洒落も身だしなみも楽しめる季節がやってきました。
鏡の中のあなたは、あなたに何を求めていますか?
答えはあなたが知っているはずですよ。