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毎日を楽しく健康に!保健師のセルフコントロールダイエット実践日記

ダイエットのゴール

みなさま、おはようございます。


朝晩はすっかり秋めいてきましたね。


夏が好きな人間なので、秋は過ごしやすくていいのですが、少し寂しい気持ちになってしまう今日この頃です。


今年の夏は何だか短かったですね。


皆さんは夏を満喫できましたか?



さて。


本日のテーマである、ダイエットのゴール。



ダイエットカウンセリングを行う際に、クライエントとのゴールをどこにもっていくか?は大切なポイントです。



カウンセリングの場合は、ゴール=期間の終了、と思われてしまうかもしれませんが、そうではなく、もっと内的な部分のゴールです。



クライエントにとってのゴール、カウンセラーにとってのゴール。



ゴールもひとつではなく、複数ある場合など、さまざまあると思います。



さまざまあるのは当たり前のことなのですが、大切なのはカウンセラーとクライエントのゴールをお互い理解しあうということ。



クライエントのゴールは何か?


そのクライエントに対するカウンセラーのゴールは何か?


これをダイエットカウンセリングの継続期間中に分かり合えているか?がとても大切です。



ここに相互理解がなければ、きっとそのカウンセリングはどこかちぐはぐな内容となってしまい、不満の残るダイエットカウンセリングになってしまうと思うのです。


例えば。


3ヶ月後までに、3キロ痩せたいというクライエントが来られました。


クライエントはただただ3キロ痩せたいという方。


一方のカウンセラーは、数値目標よりも、そのクライエントに痩せをキープできる生活習慣を身に着けてもらいたいと思っています。



この2人がお互いの目標を理解し合えぬままカウンセリングを続けていると、どうでしょう?


上手くいくと思いますか?



残念ながら上手くいかないパターンが多いです。



この場合だと、クライエントは一時的に3キロ痩せてもまた、リバウンドを起こして元通り。。。というパターンになりがちです。(そしてその結果が予測できていたカウンセラーには終了時に不満が残る、クライエントはリバウンドしたことに不満を持つ)



カウンセラーとクライエントは二人三脚でゴールを目指すものです。



お互いのゴールテープの位置が見えないままスタートを切ってはゴールテープを切らないまま走りきって終了となってしまいます。



私の実践するダイエットカウンセリングの場合、クライエントのゴールはもちろん優先させていただがきますが、私のカウンセラーとしてのゴールもきちんとお話させていただき、お互いのゴールをきちんと理解し合った上でスタートしていきます。



場合によっては、納得が得られた上ですが、クライエントのゴール設定を変えていただくことや、残念ながらカウンセリング自体もお断りせざるを得ない場合もあります。


それぐらいゴール設定(目標)は大切なものです。



先日、見事3キロ以上の減量を果し、体操の試合を終えたモニターBさんがfacebookで、こんなことを書かれていました。


「試合が終わって1週間は好きなように食べて飲もうって決めていたのに、言うほど暴走しない。マクドナルドも食べていいし、アイスも食べていいし、食べたいって思うけど、夜は止めとこう、明日の昼にしよって歯止めがかかる。習慣ってこういうことなんだ」


この書き込みを見た時に「あー、私のゴールは達成さたな。うひひ、やったね」と思ってしまいました。


Bさんのゴールは試合までに体を絞れるだけ絞ること。


私のゴールは絞った体型をキープできるセルフコントロール力を身につけてもらうこと。


まさしく、お互いのゴールテープが切れたなと思えた瞬間でした。



一人でダイエットを実践される場合。



ご自身のゴール「なりたい自分像」はきちんと見えていますか?



なりたい自分は数値的なものだけでは測れないはずです。



なりたい自分像を細かく設定すればするほど、その設定に対する具体的な対策は立ちやすく、実践もしやすくなります。



運動がしやすくなった秋はダイエットにはぴったりな季節です。



やみくもに始めてしまう前に、しっかりと「なりたい自分ってどんな自分?」をじっくりと考えてみませんか?