間違ったダイエットの怖さ
みなさま、こんにちは。
初夏の気持ちの良い天気が続いていますね。
明日からゴールデンウィークの入り口に突入される方も多いのではないでしょうか?
日本の連休の中では、ゴールデンウィークあたりの気候が一番いいですよね。
さて。
先日、Facebookで「1ヶ月半で10.5kgダイエットした人の全食事記録」という30000000アクセス近いのnaverまとめ記事を紹介しました。
細ぼそとしている私のfacebookページの閲覧数が800を超えていて、関心の高さが伺えます。
それはお勧めのダイエット法であるから紹介したのではありません。
真逆。
こんなやり方でダイエットしたら絶対いかーん!
という衝撃のあまり、紹介せずにはいられなかったのです。。
ダイエットに興味がおありの方々の中には、お読みになられた方も少なくないのではないでしょうか?
こんなダイエットがはびこっては、健康を害する人が出てきます。
専門家の端くれとして、こんなダイエット法を実践する方が1人でも減っていってくれればと願っています。
では、なぜこの人のダイエットが間違っているのか?
痩せられたんだから何がいけないの?と思いますよね。
でもね、痩せ方に問題があるのです。
まず、大前提に。
この方の減量はダイエットではありません。
ダイエットとは健康を維持しながらさらに健康になるためにするものです。
え、では何かって?
このやり方は、体を飢えさせているだけの「飢餓」です。
この減量スピードと栄養不足さは体に飢餓をもたらします。
飢餓がもたらすもの。
それは、体への貯蓄です。
???てなりますか?
現にこの人は痩せてるのに貯蓄?!
ええ、そうです。
人間も獣と同じで、飢えの状態が続くと体の運転モードがチェンジします。
消費から貯蓄へ。
次にいつ入ってくるかわからない栄養。
一回で使い切るわけにはいかないので、なるべく貯めて貯めて大事に使おうとしてしまうのです。
では、どういう形で貯めるか?
体に貯蓄できる手軽なモノ。
皆さんが嫌いなもの。
はい、脂肪です。
体にマトモな栄養素が入ってくるや否や体はフル稼働で貯蓄に向けて動き出します。
ダイエットの手法として一番マズイやり方。
で、この方は餓え状態が続く中、10キロのランニングなどをなさっています。
運動にはたくさんのエネルギーが必要です。
そして、運動後には体を回復させる栄養素が必要です。
この方の食事にはその栄養素が極端に欠けています。
では、どうやってその栄養素を補うか?
筋肉を壊して補っていくのです。
食事は貯蓄モード、燃焼するための運動では筋肉を減少させる。
体には脂肪が貯まり、筋肉が減っていく減量。
全てが悪循環です。
何日目かに「筋肉量が減ってる」と記載がありますよね?
当!た!り!前!!!
運動をたくさん取り入れるダイエットをするには、きちんと必要なものを食べなくてはいけません。
でなければ、運動は逆効果になってしまいます。
では、何を食べる必要があるか?
長くなってきたので、次回のブログて紹介したいと思います。
急激なダイエットは体に良い影響を決して与えません。
薄着の季節。
ダイエットのモチベーションが上がる季節ではありますが、焦らず、ゆっくり確実に取り組んで行きましょう。