責られる必要性は?小保方さんは何か罪を侵したのか?
今日は私が恐れていた例のヤツがやってきましたね。
そう。
寒の戻り
めちゃ寒でしたね。
一旦暖かさを知ってしまってからのこのぶり返しはこたえますね。
春らしさをかなぐり捨てた冬装束に戻って大正解でした。
さて。
ブログタイトルからもわかるように、今日はダイエットの話ではありません。
今朝久しぶりに小保方さんの記事を目にしました。
一連のSTAP細胞の報道をテレビやネットで見ていていつも違和感を感じていたことがあります。
タイトル通り。
彼女は何か罪を侵したのでしょうか?
まるで、罪でも侵したかのような報道が連日行われていましたが。
確か侵してはなかったですよね?
私の解釈は、
研究結果に間違いがあったのに、それを間違いがわからぬまま各所をスルーしていって、大きな雑誌に載ってから間違い発覚しちまったよ!ありゃりゃ。
だと思うのですが、違いましたか?
これは、研究リーダーの小保方さんだけが責められる(責られて済ませられる)ようなことだったんでしょうか?
この一件、何が悪かったのでしょうか?
小保方さんが悪かったのでしょうか?
そもそも。
研究結果が、間違ったことは悪いことなんでしょうか?
世間から非難されることでしょうか?
??
研究の成功は1つですけど、失敗は限りないですよね。
何が悪かったのか?
悪いを挙げればそれは、組織ですよね。
間違いなく。
イチ研究者だけトカゲのしっぽ切りみたいに切り離して済ませられる問題じゃないです。
研究には、研究チームがあるし、論文には共同著者がいます。
こんな大きな組織なので、共同著者は大勢います。
そして、小保方さんは現在32歳。
彼女は他を圧倒するほどの天才的な研究者なのかもしれません。
けれど、断言できることがあります。
彼女は研究者としては10年足らずのぺーぺーなのです。
たった10年です。
才能のある努力を惜しまない優秀な研究者かもしれませんが、「責任」という重しを一人で持つには余りに若過ぎます。
そのぺーぺー研究者が責任の矢面に一人で立たされるなんてことは、ちょっと尋常じゃないですよ。
入社10年目の社員が侵したミスを一部上場企業が、その社員だけに責任を押し付けて終わりにしますか?
しませんよね?
っていうか
ミス気付くんじゃね?
ここなんですよ。
研究に間違いは起こるはず。
なのに、研究チームも、共同著者もそのミスを修正できぬままワールドワイドに広がってしまった。
例えば
スマホに「戻る」の機能つけ忘れてました
→開発者のミスです→回収します→辞めさせます→終了
いやいやいや
気づけるでしょう、途中で。(笑)
そこを気付けなかった組織って??
共同著者(彼女の直属の責任者)は何をチェックしていたのでしょうか?
そして、理研は組織として何をしていたのでしょうか?
組織の管理能力はほぼゼロですよね。
彼女がもたらした名声は欲しいけど、ミスした時の責任は御免こうむる。
そんな組織に見えます。
そんな組織に所属をしていた彼女に私はやはり同情してしまうんですよね。
天才にも教えないといけないことはたくさんあるのです。
それを組織として、きちんと教えていたのでしょうか?
研究ノートがずさんだと公開されていましたが、誰か彼女に研究ノートの必要性を説いたのでしょうか?
天才なんですよ?頭の中にレシピがあれば本人的には十分なのかもしれません。
いくら天才でも、教えてもらわないとできない「お作法」はたくさんあるのです。
彼女を「良き研究者」として教え育むシステムが組織にあったのでしょうか?
個を責めるよりも、するべき事は他にあるはずです。
責めるのはとても簡単。
でもそれは解決策に繋がるのでしょうか?
そこにエネルギーを傾けるより、そうならないための対策に力を注ぐ事に尽力した方が組織としてのメリットは大きいはずです。
何かを責めたくなった時
違う方向の打開策があるというのを忘れないようにしたいものです。
今朝の体重・・・48.2kg(身長159cm)前日比-200g やれやれセーフ
朝ごはん・・・食パン、チーズ、カスピ海ヨーグルト、コーヒー
昼ごはん・・・自作弁当(卵焼き、焼き野菜、炊き込みご飯、キットカット1つ)
夜ごはん・・・寒かったので山椒を効かせた野菜たっぷり味噌ラーメン