食べる順番でメタボ予防
今日は小雨まじりの冷たい冷たい朝ですね
昨日の研修の中身をチラリと紹介です。
最近テレビや雑誌でよく取りだたされている「食べる順番ダイエット法」
皆さんもどこかでチラッと聞いた覚えはあるのではないでしょうか?
食べる順番を変えることで同じものを食べても太りにくいという方法です。
なぜ、順番を変えるだけでいいのかというと、原理はいたってシンプルです。
すい臓から出ている血糖を下げる作用を持つ「インスリン」を出しすぎない食べ方に変えるからです。
「血糖値を下げる」ということは、どういうことかと言いますと、食べ物が消化され、分解された様々な栄養素が血中に流れ、全身に運ばれます。
血液というものは非常に几帳面でいつも血中の栄養素の比率は一定にしておきたい質なのです。
なので、血液成分の何かが高くなったり、低くなったりすると「おまえ、たけぇよ(低いよ)」という指令が出され、いつもと同じ割合にさせられるのです。
そう、血液の栄養素は目立ってはいけないのです!(笑)
基本は
目立つ=体に異常をきたす。
なのです。
で、話は血糖値に戻しますが、単に「血糖値を下げる」と言うとふーんと聞き流してしまいそうですが、増えてるものを「下げてよ」と言われたってナシにするわけにはいかないですよね。
そんなマジシャンみたいなことは不可能です。
では、どうするか?
簡単です。
血液から退出していただいて、貯蔵庫(肝臓や脂肪)に整理整頓されるのです。
そう、脂肪のいっちょあがりです(笑)
血糖値を急激に上げる食べ方はインスリンを急に出しすぎ、一気に貯蓄倉庫へ収納して脂肪を増やすから太りやすいのです。
逆に言うと、血糖値を上げにくい食事をしてインスリンを無駄遣いしないように食べれば貯蓄をしにくくなる、という原理です。
説明が長くなってしまいましたが、お分かりいただけましたか?
血糖値を上げにくい食べ方、というのが「太りにくい食べ方」なのです。
インスリンのスタートダッシュを緩やかにしてあげる工夫をしなければいけません。
ですので、食べ方としてはインスリンを上げにくい食材からスタートすることが必要です。
ごはんやパン、麺類などの炭水化物は血糖値を急激に上げる作用があるので、一番最後に。
まずはお野菜のおかずを五分くらいかけてゆっくり食べましょう。
その後にお肉やお魚と言ったタンパク質を。
最後に炭水化物。
そうすれば、インスリンはびっくりせずに「あ、食事きた?」くらいのノンビリモードで仕事を始められます。
これが食べる順番でダイエットの方法です。
今日のお昼御飯から実践してみませんか?
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