○○抜きダイエットは果たして効率が良いのか?
寒い雨からのスタートですね。
今日のブログのテーマをコレにしようかなと思い、書く前に「炭水化物」と
ググってみました。
そしたら出るわ、出るわのダイエット関連。
すごいですね。
検索結果を見ていると、最近の流行(?)は炭水化物制限押せ押せというよりも、
危険だったり、間違い、だったり否定的なモノも多い印象を受けました。
ブームだった炭水化物抜きダイエットも色々と過渡期を迎えているようですが、
「糖質制限」と言い換えてみたり、「ケトジェニックダイエット」なーんてのも
出てきたり、手を変え品を変え、続いているようですね。
以前ブログで書いた「間違ったダイエットの怖さ」でもちょろっと書きましたが、
私は「○○抜き」や「○○制限」ダイエットは否定派です。
なぜなら。
例え話をするならば。
株式会社「KARADA」の勤続25年のベテラン社員、炭水化物さん(50歳)
他のスタッフからの人望も厚く、上司からも後輩からも慕われています。
が、しかし
先日急に社長の身体氏が急死。
2代目の息子氏「ボディ」が跡を継ぐこととなりました。
ボディは30代後半とまだまだ若く、周りのベテランスタッフに頼るといようりも
「俺の実力を見せ付けてやる!」といった肩に力が入りまくった状態。
「これからは新しい時代だぜ、イノベーションだぜ」
と、色んな仕事にあれこれと指示を出していきます。
特に人件費を抑えることに躍起になり、どんどんと社員を減らしてゆき、
残された社員たちは既にへとへとです。
そんな社内の混乱を見かねたベテランの炭水化物さんはついに社長のボディに
現状の混乱を訴えることに。
炭水化物さんの説得もむなしく、それは社長の火に油を注ぐ結果となりました。
そしてあろう事か、
「社長の方針が気に食わないなら辞めていただいて結構」
と、炭水化物さんを解雇しました。
炭水化物さんは残していく社員達にやるせない思いを残しながら社を出て行きました。
炭水化物さんを失った今、炭水化物さんの仕事を請け負える人が足りません。
そして急な退職だったため仕事の引継ぎもほとんどできず、部署はパニックです。
しかも、炭水化物さんの変わりに入ってきた社員は右も左もわからないサラダくん。
中堅社員のたんぱく質さんや、エネルギッシュな若手の脂質くんも奮闘しますが、ベテラン職員の炭水化物さんの穴はなかなか埋めることができないどころか、自分たちの仕事をこなすので手いっぱい。
社長は浮いた人件費コストだけを見て、「やればできるだろ」と、何の対策も取ってはくれません。
株式会社「KARADA」の運命やいかに!?
とまぁ、こんな感じです。
え、逆にわかりにくですか?笑
何が言いたかったかというと、ベテランスタッフが担っていた重要な仕事を急に別のスタッフでこなせるか?ということ。
栄養素には役割があって、他のモノでその役割を担うというのはなかなか難しいんです。
炭水化物の役割はやはり炭水化物が請け負うのが一番効率がよく、脂質やたんぱく質で補える部分はあるかもしれませんが、所詮それは別モノ。
炭水化物を他の栄養で補おうとすると、他の栄養素が持つデメリットもプラスαもついてくるよ、ということも考えておかなければいけません。
何でもかんでも制限することが良いこととは思えません。
いつ、どのタイミングで、何を食べるか?
今日はどれぐらい動いたか?
身体のコンディションは?
感情の起伏はどう?
毎日3回訪れる食事。
毎回同じような考え方でいいんでしょうか?
身体のコンディションは日々変わります。
自分の状態をきちんと知った上で食事に変化をつけましょう。
あなたの身体を作る食事。
大切にしましょうね。
今朝の体重・・・48.2kg(身長159cm)前日比-600g
だんだんと身体の浮腫みが取れてきました。
朝ごはん・・・ケサディージャ、ゆで卵、グァバ、カスピ海ヨーグルト、コーヒー
昼ごはん・・・自作弁当(トマトソースのおからスパゲティ半熟卵つき)
↓私は時間栄養学の考え方が好きです。
香川先生の講演は目からうろこの面白さでした。
時間栄養学 [ 香川靖雄 ] |